2025.3~2026.1

楚々として さりげない花たち

花を描いた作品を集めました。といっても、絢爛豪華に咲き誇っているものはありません。 淡い色づかいで描かれた一輪、ともすると見落としてしまいそうな蕾。 饒舌さとは対極の静かな美しさに惹かれる瞬間というものが、誰しもあるのではないでしょうか。 少しだけ足を止めて、それを感じていただけたらと思います。(対象作品数:6点)】

<展示作品>
金銀泥岩上蘭竹図菖蒲図白鳥之図花下睡猫図 他

2024.3~2025.1

描かれた女性:画家の目線

当館には麗子という看板娘がいますが、他にも素敵なお嬢さんたちがいらっしゃいま す。今回の企画では、彼女たちにご登場いただくことといたしました。 「彼女たち」を眺めていると、その姿に画家が何をこめて描いたのか、に思いが及びま す。理想美、親密感、ノスタルジー…。興味深いことに、並べて見ることでそれぞれの 特徴が際立つように思われます。 江戸から昭和にかけて描かれた「彼女たち」に、画家が何を見出していたのかを探り ます。(対象作品数:6点)

<展示作品>
長崎絵70年前の新橋駅南枝早春皿の絵(朝鮮の洗濯女) 他