H26.3.1~H27.1.5

唐時代 美人女子俑二体と加彩牛車展

死者を弔う副葬の習慣は時代や国境を越えて共通するものである。
中国の場合、陶製の人馬(俑)や什器が死者と共に埋葬され、生前と同じ環境が整えられた。
それらは当時の人々の死生観を伝えると同時に、リアルタイムの風俗を教えてくれるものである。

唐代の美人の典型である豊頬の女子俑や、乗り物として使用された家畜の牛車俑など、唐時代の開放的な気風も感じられる「俑」の企画展。いよいよ開催。

<展示作品>
加彩貴婦人俑」、「加彩貴婦人俑」、「加彩牛車

過去の企画展

熊谷守一特集

赤い輪郭線と平塗りによる独自の様式で知られる熊谷守一(1880~1977)の作品を展示。「銀座天一」ゆかりの作品 「わさび谷」も展示予定。

<展示作品>

熊谷守一:「百日草」、「紫陽花と鶏」、「柿若葉」、「わさび谷」、「裸婦」
山口薫:「熊谷守一の肖像」