芭蕉翁像
与謝蕪村(1716-1783)
「木曽路行て いさとしよらむ 秋ひとり」
旅情と寂しさが漂う句の下に、旅支度の老人がひとり描かれています。蕪村が複数描いた「奥の細道図」に登場する松尾芭蕉(1644-1694)の姿によく似ていますが、蕪村自身の自画像である可能性も指摘されます。詞書を見ると「木曽」や「いさ」などはわかりやすく、なんとなく読めそうだけれども、全部はやっぱり読めないという具合。「ひとり」の「り」が「梨」で書いてあるのも難易度を上げているでしょうか。
芭蕉翁像
与謝蕪村(1716-1783)
「木曽路行て いさとしよらむ 秋ひとり」
旅情と寂しさが漂う句の下に、旅支度の老人がひとり描かれています。蕪村が複数描いた「奥の細道図」に登場する松尾芭蕉(1644-1694)の姿によく似ていますが、蕪村自身の自画像である可能性も指摘されます。詞書を見ると「木曽」や「いさ」などはわかりやすく、なんとなく読めそうだけれども、全部はやっぱり読めないという具合。「ひとり」の「り」が「梨」で書いてあるのも難易度を上げているでしょうか。