花下睡猫図
与謝蕪村(1716-1783)
紫陽花の花の下で眠る猫を描いた一幅。花も含めモノクロームに近い画面の中で、S字状に白く塗り残された猫の尾が妙に目を引きます。 与謝蕪村は江戸の俳人の代表格として知られますが、生前は絵師としても知られていました。署名部分に見える「謝長庚」の号は、蕪村が45歳の頃から使い始めたものとされます。
花下睡猫図
与謝蕪村(1716-1783)
紫陽花の花の下で眠る猫を描いた一幅。花も含めモノクロームに近い画面の中で、S字状に白く塗り残された猫の尾が妙に目を引きます。 与謝蕪村は江戸の俳人の代表格として知られますが、生前は絵師としても知られていました。署名部分に見える「謝長庚」の号は、蕪村が45歳の頃から使い始めたものとされます。