白磁壺

李朝

ややアンバランスな形がなんとも親しみをもてる白磁壺です。少々小ぶりですが、「満月壺」と呼ばれる丸い壺の形をしています。端正に過ぎない、まろやかでてらいの無い姿と言えるでしょうか。使い込まれたのか、器面は傷だらけです。