三溪園のお庭焼

大正時代初期

三溪園は実業家の原三溪が横浜に造営した日本庭園です。芸術に理解のあった三溪のもとには若手画家たちが集まり、園内にあった楽焼窯では彼らが絵付けをした器が焼かれたということです。ここに挙げる皿(絵)の作者は小林古径や荒井寛方など後の日本画壇を代表する画家たちで、てらいの無い純朴な絵柄が魅力となっています。